フォンタナアルテ (イタリア/ミラノ)


1932年にガラス製造会社のオーナーであったルイジ・フォンタナとジオ・ポンティによって設立。新しい手法による現代的な装飾技術を確立する中で、ジオ・ポンティは、当時ガラスアートの工房のオーナーであったピエトロ・キエーザを迎え入れ、早期モダニティの精巧さを具現化する代表的なメーカーへと急速に発展を遂げることとなる。1950年代、マックス・イングランドがアートディレクターに就任し、工業生産の体制も整い大きく近代化。その後、デザインディレクションはガエ・アウレンティに託され、多くの若手デザイナーと共に表現することの経験を追い求めていった。1998年には様々なデザイナーと歩んできたその功績に対してイタリア工業デザイン協会(ADI)からコンパッソ・ドーロ賞が贈られた。今もなお世界中のデザイナーとともに、最先端のコレクションを送り出し続けている。

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